久々の「オタク」ネタ。
1984年2月から1985年2月に渡って、土曜の午後5時半、
いわゆる「ガンダム時間」に放映されていたアニメ「重戦機 エルガイム」
その主役メカのプラモがバンダイから先日発売になりました。
バンダイといえば「ガンプラ」ですが、昔のロボットアニメの主役級メカを
発売しているのが「リアルロボット・レボリューション」シリーズという新たな
ラインです。
第一弾は「レイズナー」という、これまた大昔のロボットアニメでした。
このロボットは「ヘビーメタル」という名称、ガンダムでいうところの
「モビルスーツ」にあたりまして、更に高性能機は「A級ヘビーメタ
ル」量産機は「B級ヘビーメタル」と分けられます(厳密にはもうち
ょっとディープな設定があります)
アニメ放映当時にもプラモは発売されていましたが、なんせ当時の
技術ですからプロポーション等々は満足いくものではありませんでした。
それが20年の時を経て、今の最新技術で発売です。
当時、毎週このアニメだけは必死に録画していた私だけに
涙物の発売です。
出来のほうも私的には完璧、鳥肌モノです。
ちなみにこのロボットの最大の特徴は「ムーバル・フレーム」という
人間の骨格にあたる部分がメカとして、しっかり設定されている所です。
それが、その名称もそのままに「Zガンダム」に受け継がれていったのです。
足首の「シリンダー」や膝裏の「動力パイプ」「オイルライン」などは、この
エルガイムが元祖です。
メカデザインは当時24歳の永野 護という人でして、現在も
ファイブ・スター・ストーリーズを月刊ニュータイプで連載中。
この永野氏、Zガンダムでも当初はメカデザインを担当。
初期設定ではZガンダムもデザインしたのですが、当時としては
あまりに斬新過ぎたデザインのため、「ボツ」に。
そのデザインは「百式」に受け継がれました。
そのほかには「リックディアス」も彼のデザインです。
すいません熱くなりすぎました(笑)
エルガイム、知ってる人、少ないだろうなぁ。